近年、離婚率はどんどん上がり、3組に1組が離婚する時代といわれています。「うちは絶対大丈夫」と思っていても、あなたの知らないあいだにパートナーは不満をどんどん溜め込んでいるかも知れません。今回は、女性が「離婚したい」と思う理由を5つあげてみたいと思います。
近年、女性の社会進出を促進する傾向にあり、働く女性が増えています。しかしながら、育児や家事の負担は依然として主に女性側にあります。
そんな時、女性は「独身の時の方が楽だった…」と思います。「結婚ってなんてコスパが悪いんだろう」と思ってしまったら、旦那さんに対してイライラが募るばかり。こうした些細なことの積み重ねが、実は一番離婚に直結しやすいのです。
「産後クライシス」という言葉をご存知でしょうか。文字通り、出産後に夫婦関係が危機を迎えることをいいます。産後、女性はホルモンバランスの関係や睡眠不足、慣れない育児疲れで神経が昂ぶっています。そんなとき、旦那さんの育児参加がなかったり、不用意なひと言を発したりすると、たちまち修羅場に発展。実は、子どもが生まれて2歳になるまでの離婚率がもっとも高いのだそうですよ。
昔と違い、現代は結婚しても子どもが生まれても、自ら「働きたい」と思う女性が増えました。
しかしながら、男性側ではなかなか昔ながらの考えが捨てられず、女は家を守るべき、母親は子どものそばにいてあげるべき、と思う人も少なくありません。なぜ自分だけが結婚・出産でキャリアを諦めなければいけないのか…という思いが、シングルマザーになってもいいから思いを遂げたいという気持ちに走らせてしまうことも。仕事だけでなく、金銭面や友人関係、親族関係の価値観の違いも、離婚に発展する可能性は高いです。
価値観の違いや家事・育児への参加がないという理由は主観的な要素が強いため、周りから見ると「なぜこれだけのことで離婚してしまうの?」と思われがちですが、アルコール依存症や借金は離婚事由として一目瞭然。特に、アルコール依存症はDVにも結びつきやすく、身に危険が及ぶ可能性があることから、それだけで離婚したいと思われてしまいます。
最後は、女性の心移り。他に好きな人ができたから離婚したい、というものです。もちろん、結婚をしていると好きな人ができたからといって独身時代のように簡単に別れられるものではありませんが、奥さんが頑なに離婚を主張する場合、価値観の違いや夫婦生活への不満など、旦那さんが生活態度を改善することで奥さんも考えを改めようと思う場合もあります。